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最近のラン活事情/いつから始めたら良いの?【2027年入学】

保育園・園児

 みなさん「ラン活」は知っていますか?経験しましたか?これからですか?これからというお子さんのママさんパパさんは、どのように「ラン活」をしたら良いか悩んでいるかもしれませんね。現在、小3と年中の子どもがいる私が、今の「ラン活」事情を調べまとめていたので、これから「ラン活」するというご家庭に役立てたら良いなと思います。

ラン活とは?

 「ラン活」とは「ランドセル活動」の略語で、子どもが小学校に入学する前にランドセルを選び、購入するための一連の活動を指します。
 最近は、ただ買うだけではなく展示会に参加したり、SNSで情報収集したりと、まるで就活や婚活のように計画的に進める家庭が増え、ちょっとしたイベントやブームのようになっているようです。

 私には小学3年生の息子がおり、一度ラン活は経験済みです。今年年中の娘がラン活の開始時期となってきているため、息子の時のことも交えながら、今のラン活事情を調査しまとめていきたいと思います。

ラン活スタートの目安は3月21日

3月21日はランドセルの日

 3月21日がランドセルの日と言われていることをご存じでしょうか?
 3月21日は卒業シーズンにあたる時期であり、ランドセルを6年間使い終える感謝の気持ちを込めるのにふさわしい日と言われています。
 さらに、「3+2+1」を足すと小学校の修業年数の「6」になることからこの日がランドセルの日に選ばれたそうです。

 では、具体的にいつ頃からどのように動いてラン活をしていくのでしょうか?次に一般的なラン活の流れをまとめました。

ラン活の流れ

1、情報収集(年中の冬~年長の春) ⇦娘、そろそろココにさしかかる所です!!
 カタログを取り寄せたり、展示会をチェックします

2、試着・比較(年長の春~夏) ⇦息子の時、年長の4月に試着しに店舗へ行きました!!
 実際に背負って、サイズ・重さ・色味を確認します

3、予約・購入(年長の夏ごろまで) ⇦息子は人気モデルに決めたので年長の4月に予約しました!!
 工房系は早い時期に完売するので、春~夏の予約開始時期を確認して遅れないように予約をする家庭が多いです

 このように、近年はラン活を始めるのが早く、さらには年々少しずつ早くなっていっている印象もあります。ラン活を早く始めるとどのようなメリットがあるのでしょうか?

ラン活を早めに始めるメリット

①人気モデル・カラーを確実に入手できる
 工房系のランドセルや数量限定のモデルは毎年すぐに完売します。
 特に近年は女の子はラベンダー・パール系、男の子はネイビー・グリーンが人気だそうです。

②試着・比較にゆとりがもてる
 早めに展示会や店舗に行けば、人混みを避けてじっくり背負って確認ができます。
 子どもが迷っても、焦らず比較検討できます。

③祖父母への相談や購入準備がスムーズ
 入学祝いとして祖父母が買ってくれる場合、時間に余裕があると相談もしやすくなります。
 お盆や帰省時に一緒に選ぶ家庭も多く、早めに動くと予定を合わせやすいです。

④家計のやりくりがしやすい
 早期割引やキャンペーンを活用できる場合があります。
 他の入学準備(学習机、文房具、制服など)と支出が重ならないよう調整しやすいです。

⑤心理的に安心できる
 「もうランドセル決まった!」という安心感があり、入学準備の不安が減ります。
 子どもも楽しみが増して、入学へのモチベーションに繋がります。

 では、逆に早くラン活を始めるデメリットはあるのでしょうか?

ラン活を早めに始めるデメリット

①子どもの好みが変わる可能性
 年長の春~夏に決めても、入学までに1年近くあります。
 特に女の子は色やキャラクターの好みが変わりやすく「やっぱり別の色がよかった」と後悔する 
こともあるようです。

②選択肢が多すぎて迷いが長引く
 早い時期は各メーカーがほぼフルラインナップが揃っているため、逆にどれにするか決められない状態になりやすいです。
 時間がある分、延々と迷ってしまうご家庭もあります。

③新モデルや限定品を逃すことも
 メーカーによっては近年、秋以降「新色」や「コラボモデル」などが追加発表されることがあります。
 早く買ってしまうと、後から出たデザインを見て「こっちが良かった」と思うこともあります。

④収納場所の問題
 早く買うと、入学までの間ランドセルを保管しておく必要があります。
 とくに工房系は大きな箱に入って届くので、保管場所に困る場合があります。

⑤家計的に早く出費が発生する
 他の入学準備(制服、学習机など)よりも前に大きな出費になるため、タイミングによっては家計に負担を感じることがあります。

メリットとデメリットのまとめ

メリット:人気モデルを確実に入手、余裕をもって比較できる、安心
デメリット:子どもの好みの変化、迷いすぎる、後から新商品が出る可能性がある

おすすめは、
『年長春~夏に下見開始、夏~秋ごろまでに購入』がバランスが良い時期でしょう!!

最近のラン活の特徴

 親世代が小学生の頃は、そもそも「ラン活」などという言葉がなかったように思います。それでは、近年でも年々変化してきている「ラン活」の特徴を、ここで見ていきたいと思います。

①時期がどんどん早まっている
 昔は入学直前の春頃に購入するのが一般的でしたが、今は年長の春~夏に購入するのが主流です。人気のデザインやカラー、工房系のランドセルは早期、夏前にはに完売してしまうこともあります。

②種類・デザインが豊富
 昔は女の子は赤、男の子は黒、が主流でしたが、そのような伝統的な赤と黒だけでなく、ネイビー、ラベンダー、キャメル、パステル系など多彩です。刺繍やデザイン入り、軽量モデル、A4フラットファイル対応など機能性の違いもあります。

③購入場所が多様化
 最近は、百貨店や量販店のほかに、工房系メーカーやネット通販など、購入ルートも幅広くなっています。

④価格帯の広がり
 一般的には5~7万円ていどですが、安いものだと3万円台、高級なものは10万円以上にケースもあります。牛皮やコードバン(馬革)など素材によっても差があります。

⑤祖父母が購入するケースも多い
 入学祝いとして、おじいちゃんおばあちゃんがランドセルを送る文化も根強いです。

2027年度入学のラン活スケジュール

 では、私の娘も現在年中、小学校入学は2027年度になります。年中の2025年の秋頃からそろそろ「ラン活」がスタートの予定です。
 2027年度入学のラン活スケジュールを具体的に確認していきたいと思います。

年中(2025年)の秋~冬(9月~12月)

 情報収集とカタログ請求を開始します。カタログ請求の具体的な時期はメーカーにより異なるため、それぞれ確認しながら請求すると良いです。特典がある場合もあるそうです。

 小3の兄の時は、有名なランドセルメーカーと工房系のカタログ請求を4~5社しました。

年中(2025年)の冬(1月~2月)

 届いたカタログを見比べ比較検討を行います。

年長(2026年)の春(3月~5月)

 カタログである程度めぼしとつけ確認したら、展示会や店舗で実際にランドセルを見て試着し、本格的に比較検討します。
 この時期に人気モデルは早ければ完売の可能性もあるので、人気モデルを狙っているのであれば、早めの行動が推奨されます。

 小3の兄の時は、店舗へはなかなか行く時間を確保できなかったので、ある程度カタログ請求でどこのランドセルにするかを決め、店舗へ試着に行ったのは1店舗のみでした。

年長(2026年)の春~夏(2月~8月)

 ランドセル販売・予約が本格化します。お目当ての人気モデルのランドセルを確実に購入したお場合は、3月までの購入がおすすめです。
 遅くとも夏休み期間中の8月末までに購入を済ませておくと良いでしょう。

 小3の兄の時は、人気モデルに決めていました。また、そこの申し込み開始が4月1日からだったため、4月に入ったらすぐに申し込みをして、無事に購入できました。確か、息子が購入したモデルはゴールデンウィーク頃には完売していました。

年長(2026年)の冬(12月~)

 注文したランドセルが自宅に届きます。メーカーによるのだと思いますが、冬よりも早く手元に届く場合もあるようです。しかし、あまりにも早く届いても、ランドセルを使い始めるのは入学式の日からです。結構保管にも困るので、出来る限り遅いほうがうれしいと思います。

 小3の兄の場合、購入した店舗へ行き受け取りも可能であったため、受け取りに行きそこで試着、写真撮影もしていただきました。

安く買える時期はある?

 はい。ランドセルが一番安い時期は、年長の8月下旬~3月頃です。
 8月下旬になると、ランドセルメーカーのアウトレットが始まります。
 12月頃になると、量販店のセールも始まり、1月以降はさらに値引きされることもあります。

 「とにかく安く買いたい人」は、アウトレットセールを待つと良いでしょう!!
 ただ、セールは突然始まり、対象点数は少なく、実施しない年もあるので、注意は必要です!

ランドセルメーカーってどれだけあるの?

 大手メーカーに加え中小メーカーも合わせると、全国になんと100社前後ランドセルメーカーが存在します。
 ここに、大手メーカーから工房系メーカー、ローカルな工房まで少し紹介しておこうと思います。

大手メーカー

 ランドセルの大手メーカーと言えばよくCMでも流れる、セイバンフィットちゃんふわりぃ
 それから最近は、イオン、ニトリ、LIRICOからもランドセルが出ていますね。

工房系メーカー

 工房系メーカーの御三家は、土屋鞄池田屋鞄工房山本
 他にも有名なところが、黒川鞄、羽倉、モギカバン、村瀬鞄行、ももちゃんランドセル

ローカルな工房

 全国区ではなくローカルなランドセル工房も多くあります。
 樋口鞄工房、萬勇鞄、中村鞄、ナガエ、近藤かばん、三栄鞄、横山鞄

 ここに載せたのは本当に数社だけです。全国にはまだまだ紹介しきれいランドセルメーカーがあるようなので、ぜひ気になるメーカーの資料請求から、始めてみると良いでしょう。

 ちなみに、小3の長男のランドセルは、名古屋のローカル工房、ナガエで購入しました。どうしてナガエにしたのか、ナガエのランドセルはどうなのか、また別の記事でまとめたいと思います。

まとめ

・「ラン活」は近年スタートが早くなっており、年中の夏の終わりから秋にはスタートする
・「ラン活」の流れは、まずはカタログ請求(5~7社)をし、その中からランドセルの下見(2~3社)をしに行き、家族で最終選考をして決定したら、公式HPから購入です

・2027年度入学予定の現在年中ママさんパパさん、そろそろ一緒に「ラン活」始めませんか

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