7月行事といえば七夕☆彡七夕の料理

 もうすぐ7月、7月と言えば七夕。子どもの頃は七夕の行事もよく気にしたものですが、大きくなるにつれだんだん気にしなくなりました。しかし、子どもが生まれるとまた七夕は毎年の恒例行事となりました。今年の七夕は料理何を作ろうかな?!

七夕の定番料理と言えば

七夕の日に食卓によく並ぶ定番料理と言えば、そうめんちらし寿司があります。春から夏になりずいぶん暑い日も多くなり、早くもそうめんが食べたくなる季節なのかもしれません、のど越しの良いそうめんは天の川に見立てられ盛り付けもされますが、古くから七夕の日に食べられてきたそうです。彩り豊かなちらし寿司は様々な具材がのせられ、その具材一つ一つに豊作や健康を願う気持ちが込められているそうです。その他、地域によって古くから七夕の料理として食べられてきたものもあるようです。

古くから地域に伝わる七夕郷土料理

七夕と言えば料理も楽しめるのですが、願い事を書いた短冊を笹の葉に結び願い事を願いますよね。その笹は生命力に溢れ、まっすぐ伸びることから、成長や繁栄の象徴として使われるようになったそうです。

また笹の葉は実は殺菌作用があり、笹の葉を食べることはしないですが食べ物を包むのに適しています。地域によってその笹のはを使った七夕の食べ物も生まれたそうです。

  • 笹寿司―北信越地方

笹寿司は新潟県をはじめとする北信越地方に伝わる郷土料理です。笹の葉に酢飯をのせ、山菜やきのこ、鮭などの具材を盛りつけます。笹のはの香りとさっぱりした酢飯が七夕にぴったりです。笹の殺菌効果から、保存食として重宝されたとも言われています。

  • 笹団子―新潟

笹団子も新潟県下越地方を中心に伝わる和菓子です。だんご粉と乾燥よもぎを混ぜた生地で小豆餡を包み、数枚の笹の葉で俵型にくるみます。笹の葉の殺菌作用から携帯保存食として戦国時代から食べられていたと言われています。

  • 笹かまぼこ―宮城県

笹かまぼこは宮城県を代表とするお土産で有名ですが、良質な白身魚、現在は主にすけとうだらのすり身で作られています。

  • 笹巻き―山形県

笹巻きは山形県に伝わる、ちまきのような郷土料理です。水に浸して水切りしたもち米を笹の葉で包み込み紐で結んでから熱湯でゆでたものです。笹巻きそのものは味がないため、きな粉や砂糖醤油などをつけて食べるの一般的です。笹の葉の香りが移ったもち米はつるりとした食感で、暑い時期には食べやすいです。

笹の葉を使った郷土料理、どれも聞いたことある見たことある食べたことあるものでした。郷土料理は古くからあり、絶やすことなく今日まで受け継がれてきたものもであり、これからも受け継いでいきたいものばかりですね。そして最近では、七夕スイーツと言われるものも家庭で作られるようになりました。

ぜひ子どもと食べたい七夕スイーツ

まずは、伝統的な七夕の和菓子、七夕ほうとう、長野県松本地域独特の特別なおやつがあります。小麦粉で作った太い麺に小豆餡やきな粉を和えたもので、長野県の保育園や幼稚園では今でも行事食として食べられているそうです。

  • 七夕ゼリー

七夕ゼリーは地域によっては平成のころから給食で提供されている人気のスイーツです。ヨーグルトゼリーのまろやかな甘さと、シュワッとはじける炭酸ゼリーの爽快感が夏の暑さにとってもおいしく感じます。また、七夕の夜空を閉じ込めたような涼しげでさわやかな見た目も美しくかわいいです。

  • お星さまラスク

餃子の皮を星形にカットしてトースターで焼くだけの簡単ラスク、小さな子どもも一緒に安心して作れます。また、好きなもので好きなようにデコレーションすれば、好みのラスクが作れます。デコレーションを子どもと一緒にやるのも思い出作りになって良いですよね。サクサクした食感もやみつきです。

七夕は、笹の葉に願い事を書いた短冊を飾り、流れ星に願い事をする他に、食を通じて伝統文化を感じられる行事です。定番料理から郷土料理、スイーツを子どもたちと一緒に作るのも良し、食卓を一緒に囲んで七夕の話もできたら良いなって思います。七夕の夜は幸せを感じられると良いですね。

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